特許技術(申請中)により、大豆を中心とした豆類に、種子の段階で、断根処理と同等の効果を得られる加工を種に施し、作業工程を増やさずに、単位面積当りの生産量をUPさせる取り組みです。
【 断根(だんこん)とは 】
断根とは、一般的な農業の技術です。苗の段階で一度根を切り、新しい根を発生させ、処理前より根を増やす技術です。

【 断根のメリット 】
根が若い
本来の根を切り、新たな若い根を発生させることで、苗自体の年齢が若返り元気になります。
根が増えて強くなる
直根を切ると、数日で新しい根が3~5本出てきます。この新しい根は、1本1本が直根と同じくらいの、太さと力を持っているので、根に力強さを持たせることができます。
収穫量が増える
発根量が増えて、生育期間中、土から水分や栄養分の吸水力が向上して、収穫量が増えます。
【 マジックシードのメリット 】
既存の栽培と同じ方式の栽培が可能で、別の手間が必要ありません。

育苗式ではないので苗生
産や移植作業がない。
種の段階で処理するので
機械で播種が可能です。
機械で大量の豆に断根処理をする技術を現在(20年9月時点)開発中です。機械が完成すると、手間なしで、農業の生産量が増える技術となります。
【 生産性の実験結果 】
品種改良された豆でも、一般的に10%前後生産量が増えたという結果が多いなか、今回の技術は豆類であれば全般的に応用が利き、13~15%程度生産量UP(大豆の実験結果)が期待できます。



